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更新日: 2025/11/05
「キャリアコンサルタント試験の申し込み期限、もう過ぎてないかな?」
そんな不安から、複数の申し込み情報を慌てて確認している人も多いのではないでしょうか。
キャリアコンサルタント試験は、実施団体が2つあり、それぞれWeb申請と郵送手続きの締切が異なるため、混乱しやすいのが特徴です。
この記事では、キャリアコンサルタント試験の概要や申し込み期間などについてわかりやすく整理しました。
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キャリアコンサルタントの講座を資料請求(無料)キャリアコンサルタント試験の申し込みは、試験実施機関に対して、Web申請または郵送申請のいずれかの方法でおこないます。
この試験を実施する登録試験機関は、厚生労働大臣が登録した以下の2団体です。
どちらの機関で受験しても、取得できる国家資格「キャリアコンサルタント」の法的効力や資格としての価値に違いはありません。
ただし、実技試験(論述・面接)の出題形式や評価基準、試験日程などはそれぞれ異なります。受験先を選ぶ際は、こうした違いを事前に確認しておくことが大切です。
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キャリアコンサルタントの講座を資料請求(無料)キャリアコンサルタント試験は、年3回、例年3月・7月・11月頃に実施されます。
申し込み期間は、試験日の約2か月前から始まり、実施団体(JCDAまたはCC協議会)によって日程が異なります。
申し込み方法や締切、提出書類も団体ごとに異なるため、手続きを進める前に必ず最新の公式情報を確認しましょう。
JCDAの申し込みは、例年、試験日の約2か月前におこなわれます。申請期間が比較的短いため、早めの準備が欠かせません。
特にWeb申請では、エントリーフォームを送信しただけでは完了せず、その後に届く「申請完了メール」を受信して初めて受付が成立します。送信ミスやメールの未着には十分注意しましょう。
たとえば、第30回試験(11月2日実施)の受付期間は、8月18日から8月29日まででした。
締切を逃すと、次回試験までおよそ4か月待つことになるため、スケジュールは余裕を持って立てておくことが大切です。
JCDAで申し込む場合は、申請開始日の翌週には一度公式サイトを確認し、早めに提出を完了させるのが安心です。
キャリアコンサルティング協議会の申し込み期間は、JCDAよりやや長めに設定される傾向がありますが、締切を過ぎた後の受付は一切行われません。
同協議会では全国の試験会場を一括で管理しており、地域によっては定員が設けられているため、希望する会場で受験したい場合は早めの申し込みが重要です。
第30回試験では、受付期間が8月18日から9月1日まででした。
申請はWebフォームの送信後、「マイページ」で受験料の支払いを完了して初めて確定します。
支払いが完了していない場合、自動的にキャンセルとなるため、必ず支払い状況を確認しましょう。
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キャリアコンサルタントの講座を資料請求(無料)キャリアコンサルタント試験を受験するには、厚生労働大臣が定める受験資格を満たしている必要があります。
具体的には、以下のいずれかの条件を満たすことが求められます。
いずれの場合も、申し込み時に証明書類の提出が必要です。
養成講習を修了している場合は、修了証明書に記載された「講習コード」を申請フォームに正確に入力する必要があります。
この講習コードの登録方法は受験団体によって異なり、JCDAやキャリアコンサルティング協議会の公式サイトに掲載されている一覧から確認できます。
受講から時間が経っている場合や、講習機関の名称が変更されている場合は、申し込み前に講習機関または受験団体に問い合わせて、最新情報を確認しておくと安心です。
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キャリアコンサルタントの講座を資料請求(無料)キャリアコンサルタント試験の申請方法は、Web申請と郵送申請の2種類があります。ここでは、Web申請と郵送申請の流れと注意点を解説します。
Web申請は多くの受験者に利用されている方法で、正しく入力しデータ送信を完了させることで、申し込みが成立する場合があります。
ただし、入力漏れや添付ファイルの不備があると手続きが完了しないため、注意が必要です。
JCDA(キャリアコンサルタント試験の運営機関)の場合、Webフォームで必要事項を入力・送信した後、受験料の支払いページへ自動的に遷移するのが一般的です。
支払いが完了すると、登録したメールアドレスに申し込み内容が記載された確認メールが送信されます。
このメールを受信した時点で、手続きが正式に受理されたと見なされるケースが多いため、必ず受信を確認してください。
郵送申請は、紙の書類を準備して提出する方法で、オンライン操作に不安がある方や、証明書の原本を同封したい場合によく利用されています。
申請書を印刷して必要事項を記入し、証明書類を添付のうえ、簡易書留やレターパックプラスなどの追跡可能な方法で送付しましょう。
キャリアコンサルティング協議会の場合も、申請書に加えて、養成講習修了証明書や実務経験証明書などの必要書類を同封して郵送します。
締切日は試験期ごとに「消印有効」または「必着」など指定が異なるため、必ずその期の募集要項で確認しておきましょう。
書類提出後は、事務局での到着・確認を経て、「受付完了通知」がメールまたは郵送で届きます。
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キャリアコンサルタントの講座を資料請求(無料)キャリアコンサルタント試験を受験するには、受験資格を証明する書類の提出が必要です。
一般的には、次のいずれかの方法で証明をおこないます。
養成講習修了証明書を用いる場合は、講習の修了日と「修了者コード」が記載された証明書を提出します。
近年、JCDA(日本キャリア開発協会)が運営する試験では、修了者コード制度(12桁、2桁の講習コード+9桁の英数字)が導入されています。そのため、古い証明書にはこのコードが記載されていない場合もあります。該当する場合は、講習機関への確認が必要です。
一方、実務経験で受験資格を得る場合は、キャリアコンサルティング業務に従事した実績を「実務経験証明書」によって証明する必要があります。
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キャリアコンサルタントの講座を資料請求(無料)申し込み後は、受験団体から受付確認のメールが送信されてくるはずです。受付確認メールをもって、手続きが正式に成立したと見なされます。郵送での通知があるかどうかは、団体や試験回によって異なります。
試験日の約3〜4週間前になると、「受験票」が発行され、原則としてマイページ上で確認またはダウンロードできるようになります。
これらが記載されており、試験当日の入場時に提示が求められます。
もし受験票が確認できない、あるいは届かない場合は、試験運営団体の問い合わせ窓口へ速やかに連絡してください。試験前の一定期間内であれば、再発行や個別対応を受け付けてもらえることがあります。
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キャリアコンサルタントの講座を資料請求(無料)試験前に確認しておくべきポイントは、次の4つです。
特に筆記試験や論述試験では、電卓や参考書の持ち込みが禁止されていることが多いため、使用可能な持ち物について事前に必ず確認しておきましょう。
実技(論述)試験では机上に置けるものとして、受験票や黒鉛筆または黒のシャープペンシル、消しゴム、腕時計または懐中時計(通信機能付きのものは不可)などが定められています。
色ペン、参考文献、電子機器などは基本的に持ち込み不可です。
また、学科試験については、出題傾向が毎回大きく変わることは少ないとされており、「過去3回分の試験問題を解いておく」ことが実践的な対策になります。
ただし、設問形式の細かな変更や指定語句の表現が変わる場合もあるため、形式の違いにも注意を払っておきましょう。
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キャリアコンサルタントの講座を資料請求(無料)最後にキャリアコンサルタントの試験に関するよくある質問を紹介します。
キャリアコンサルタント試験では、学科試験と実技試験の両方に合格することが要件とされています。
なお、キャリアコンサルティング協議会の第29回試験の統計では、学科試験の合格率が72.4%、実技試験が64.2%、両科目同時受験者の合格率が54.9%と報告されています。
独学でも合格は可能です。しかし、実技対策のハードルを考えると、養成講座や対面指導を併用した方が効率的と感じる受験者は多いです。独学の際に特に難しい点は次の通りです。
それでも独学で合格する道は存在します。
キャリアコンサルタント試験は、「JCDA」と「キャリアコンサルティング協議会」のいずれかで受験できます。
どちらを選んでも、取得できる国家資格としての効力に違いはありません。
ただし、実技試験の出題傾向や評価基準には若干の違いがあるため、自分に合った団体を選ぶことが重要です。
たとえば、自分の得意分野や、修了した養成講習の実施団体がどちらと連携しているかといった点も判断材料になります。
特に、模擬試験や学習テキストをどちらの団体のものに合わせているかで、受験先を統一すると学習効率が高まります。
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キャリアコンサルタントの講座を資料請求(無料)キャリアコンサルタント試験の申し込みにおいては、申請期限の確認や必要書類の準備、受験団体の選定の3点が特に大切です。
中でも、書類の不備や提出の遅れは、受験できなくなる主な原因となるため、早めに準備を始めることが合格への第一歩です。
申し込みが完了した後は、マイページやメールでの通知をこまめに確認し、受験票や試験会場などの情報を見落とさないよう注意しましょう。
また、試験本番に備え、過去問の解答や実技試験の練習を計画的に進めておくことも大切です。
キャリアコンサルタント試験は、受験を通じて自身のキャリア支援力を高める貴重な機会です。手続きを正しく理解し、着実に準備を進めることで、合格に一歩近づくことができます。
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